リブロファズ®とラズクルーズ®又はライブリバント®とラズクルーズ®の併用療法について
リブロファズ®とラズクルーズ®又はライブリバント®とラズクルーズ®の併用療法は、がん遺伝子検査によってEGFR遺伝子の変異が確認された非小細胞肺がん患者さんが対象となります。
EGFR遺伝子変異陽性の
非小細胞肺がん
リブロファズ®は、病院で腹部の皮下組織に注射(皮下注射)するお薬です。1回約5分かけて注射します。ラズクルーズ®は、ご自身で飲んでいただくお薬です。
リブロファズ®
- 皮下注射(病院で行います)
- 1回約5分
ラズクルーズ®
- 経口薬
- ご自身で服用していただきます
- 1日1回服用してください
- リブロファズ®の投与方法
-
- 注射した場所を圧迫したり、こすったりすることは避けてください。
- リブロファズ®の投与中及び投与後に違和感がある場合や、投与部位の痛み、全身の異常を感じた場合は、ただちに医療スタッフにお伝えください。
ライブリバント®は、病院で点滴注射で投与されるお薬です。ラズクルーズ®は、ご自身で飲んでいただくお薬です。
ライブリバント®
- 点滴注射薬(病院で行います)
- 28日目まで:1週間に1回
(ただし1日目と2日目は連続して投与) - 29日目以降:2週間に1回
ラズクルーズ®
- 経口薬
- ご自身で服用していただきます
- 1日1回服用してください
リブロファズ®、ライブリバント®、ラズクルーズ®について
リブロファズ®は、「アミバンタマブ(遺伝子組換え)」を有効成分とし、ヒアルロン酸分解酵素の「ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)」(ボルヒアルロニダーゼ)が含まれる皮下注射薬です。ボルヒアルロニダーゼは体の中でアミバンタマブが広がる手助けをします。
ライブリバント®は、リブロファズ®と同じくアミバンタマブを有効成分とした点滴薬です。
リブロファズ®又はライブリバント®の有効成分であるアミバンタマブはがん細胞の表面にあらわれたEGFR(上皮成長因子受容体)とMET(肝細胞増殖因子受容体)とよばれるたんぱく質に作用してがん細胞を増殖させる信号を抑えます。さらに、免疫細胞を引き寄せて、がん細胞を異物と認識させて攻撃させます。
ラズクルーズ®はEGFR阻害の作用をもつ経口薬です。
遺伝子変異をもつEGFRに作用してがん細胞を増殖させる信号を抑えます。
リブロファズ®とラズクルーズ®又はライブリバント®とラズクルーズ®の併用療法は、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がん患者さんのための治療方法です。
リブロファズ®とラズクルーズ®又はライブリバント®とラズクルーズ®の投与に注意が必要な方
以下に当てはまる方は、リブロファズ®とラズクルーズ®又はライブリバント®とラズクルーズ®の投与にあたって注意が必要となりますので、治療をはじめる前に医師にお申し出ください。
- 間質性肺疾患のある方、又は過去に間質性肺疾患のあった方
- 静脈血栓塞栓症のある方、又は過去に静脈血栓塞栓症のあった方
- 心不全症状のある方、又は過去に心不全症状のあった方
- 腎機能障害のある方
- 肝機能障害のある方
- 妊娠する可能性のある女性の方
- 妊婦、又は妊娠している可能性のある女性の方
- 授乳中の女性の方
